大阪府内で風俗のバイトするよりパパ活した方が稼げる

私は大学を卒業してすぐに奨学金を返すため、正社員として働きながらも祝日は風俗でデリヘルのバイトをしていたんです。

さすがに毎週のように確実にお店で働けるほど暇でもないですけど、それでも毎月3日以上は働いていたので5万円以上の副収入にはなっていました。

ただし今年に入ってコロナがヤバイと叫ばれるようになった頃から、前とはお客さんの付き具合が違ってしまい、店長さんにあれだけ出勤して欲しいといわれていたのが嘘のような状態でバイトは辞めてしまっていたんです。

「もっと稼げそうな副業はないかしら？」

とつぶやきながら女性雑誌で情報を仕入れていたときにパパ活っていう副業をすれば、今お店の閉店などで締め出されたおじさんたちが、異性関係を求めて出会いたいと殺到している記事を見つけたので、私もやってみようかしらと思うようになっていたんです。

それで風俗のバイト仲間である直美ちゃんなら、もしかしてパパ活しているかもと聞いてみたら案の定やっていたんですよね。

最初は最近風俗のバイト入れてる？みたいな話を少し盛り上がってきたところでパパ活の話をしはじめてみたんです。

「直美って実はパパ活しているの？」
「私？うん、そうなんだよね。風俗のバイトじゃ生活できないからね。」
「今、毎月パパからどれくらいもらえているの？」
「う～ん、そうね？毎月20万円くらいかしら」
「そんなにあるの？もしかしてHしていたりするの？」
「私はそんなことしてないわよ。女性との付き合いが苦手なおじさまと私が誘導する形でお出かけしてお小遣いまでもらっているの」
「そんなおじさまっているの？」
「いるよいるよ、今だとPCMAXやワクワクメールあたりのマッチングサイトでいてね。

適当に褒めておいたら、デレデレしてくるのよ。おかげで手をつないだだけで2万円くれたときもあったわ」

「マッチングサイトってどうやって使うの？私今まで使ったことないのよね。」
「簡単よ、会員になるときには電話番号の登録があって、指定された電話番号に掛けたら自動で登録されるの。なんでも2重登録の禁止が理由らしいわ。」
「あとは年齢確認ね、18歳以上の人じゃないと法律にひっかかってしまうからね。

私は免許証の年齢確認と発行元を写メに撮って指定されたメールアドレスへ送信したら、運営元の担当者が目視でチェックするのよ。

OKが出たら使えるようになるの！しかも女性は無料で使えるからある程度やる気があれば、明日にでも最初のパパと知り合えるわよ。

マッチングサイトって女性より男性のほうが会員人数は多いし、パパも最初からお触りくらいOKでしょう？と思ってくれている女性が多いから積極的に返事くれるもの」

「なら会員登録したら待っていれば返事がくるってこと？」
「来ることは来るんだけど、セフレを求めているおじさんや結婚相手探しの中年男性からメッセージをもらえてもちっとも得しないからね。」
「ならパパに直接メッセージを届けたほうが早いってこと？」
「そうそう、私の知り合いもすでにパパ活していていいパパがいるみたいだけど、待ち伏せ型だったときは全然ダメだったみたい。私も同じだけどね！

確実にお金をくれるパパは、自分のことを本当に思ってくれている女性が好きなの。

だからパパの好きそうな趣味の話をしたり、仲良くなったらお弁当を作って持っていくだってあるわ。

たった1回しかお弁当を作らなくても3万円のネックレスをプレゼントしてもらえたり、誕生日なんて別途5万円の現金を手渡されたりと見返りは大きいのよ。」

「パパはメッセージをもらったら嫌がらないの？」

「まあ5人に同じ内容のメッセージを送ったとして、だいたい1人か2人は”業者でしょ？”と疑っているような返事がくることもあるわ。

だけどちゃんと説明してあげたら、素人の娘だと理解してくれて仲良くなれたパパもいるわよ。」

「ならパパ活は女性だったらお金かからないのならやって損はないじゃんね！」

とお互い話が盛り上がったあたりで直美は用事があるらしく電話を切りました。

直美のおかげで凄い話を聞けてしまったと、長電話をしていたので途中何度も電話を切って、マッチングサイトに登録したくなったほどの凄い内容を話してくれたんです。

とりあえず会員になってから、私からたとえ業者だと思われるかもしれないけど、メッセージを入れていこうと思いました。

私が使っているマッチングサイトはPCMAXです。

お触りくらいは覚悟の上で、お酒くらいは飲ませてくれそうなパパを掲示板の書き込みからチェックしてみて、エロい内容がなかったら「ごはんパパ求めてます。私はお酒呑めますので一緒に居酒屋やバーでもいいので奢ってください。」

と連絡を入れてみました。

何度メッセージを送信しても私は無料ですからダメでもいいけどねと思っていたら、

「掲示板からの返事ありがとうございます。俺は優しいってよくいわれるから一緒にごはん食べにいけたらいいですね。」

と返事が。

50代で公務員をしているバツイチさんでした。

「いつごろなら相手してくれるんですか？」
「わしは夜9時頃なら大丈夫だけどどうかね？」
「いいですよ、どこで待ち合わせとかありますか？」
「そうだね、梅田でいいかね？待ち合わせ場所に着いたら連絡を入れるってことで」
「いいですけど、明日でいいですか？」
「わしもさすがにこれからより明日は土曜日だからその方が嬉しいよ。」

パパになってくれる中高年のおじさんと、出会う日時と場所まで決めてから次の日の夜9時に梅田で待ち合わせできました。

パパとはサイトで連絡を取り続けて知り合えたんです。

「わしのタイプの女性じゃないですか？」
「そうなの、なんだか嬉しいです。本当におごってくれるんですか？それに私、ちょっとゆとりがなくて」
「そのへんはわかっているよ。わしはお小遣いとして1万円ほどあげるつもりでいるからな、わはは」

一緒に行った居酒屋は梅田駅から近くで、すぐに個室へ通してもらいパパとはビールを呑んだりお刺身や唐揚げなどの居酒屋メニューを堪能したんです。

とくにおじさんは公務員をしている関係上、仕事の話はあまりなくて趣味の釣りやテニスの話をして、盛り上がってきたところで2時間ほど経ち帰宅することに。

ほろ酔いになりながらも「今日は本当にありがとうございました。それでお手当もらってもいいですか？」

と率直にお願いすると「はい、これ約束の分ね」

と嬉しい1万円を財布の中にしまうとパパと握手して、「また会おうね」とパパから言われて「ぜひお願いします。」と返答。

私はその日から楽しいパパ活生活がはじまったのです。